新会長就任の御挨拶

会長
 

株式会社ジェイテック
執行役員 四方山 敏彦

 
 

初夏の風に肌も汗ばむ中、今年もまた紫陽花の美しく咲く様を目にする今日この頃となり、再処理企業協議会会員企業の皆様におかれましては、ますますのご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度、再処理企業協議会第10回特別会員総会(’21.4.21)において、会長の大役を仰せつかりました㈱ジェイテックの四方山と申します。昨年度は副会長という立場で本協議会の諸活動に参加させて頂きました。あらためて一年間よろしくお願い致します。

昨年度の総会はコロナ禍の影響でメール審議となりましたが、今年度は感染拡大防止対策の徹底により無事に会員企業の皆様にご出席頂き開催することができました。国内では東京オリンピックが延期となり、1年を経過した今なお変異株での新型コロナウィルス感染者が増加傾向にあります。青森県内もけっして例外ではない状況下であり、2年連続での青森ねぶた祭りも中止の状況ではありますが、引き続き感染拡大防止対策の徹底にご協力頂くとともに、本協議会の事業計画推進にご理解、ご協力をお願いします。

 

さて、我々が働く再処理工場の状況について、新規制基準適合性審査に関しては、昨年度において事業変更許可を取得、設工認に関しても初回申請が行われたことにより、日本原燃㈱殿の再処理事業が大きく前進した年となりました。現在、現場では各種安全性向上対策工事が本格化してきており、再処理工場はしゅん工まであともう一歩のところまで来ています。しかし、昨今は労働災害が繰り返しており、先に開催された日本原燃㈱殿主催の品質保証マネジメント会議(‘21.4.13)の中でも、『すべての現場から不安全箇所、不安全行動を排除し労働災害の根絶へ取り組むこと』が強いメッセージとして発信されました。労働災害については、作業指揮すべき者が不在(作業員のみ)の現場を作らないために元請会社の管理者等を現場に配置することは勿論のこと、配置された管理者等には明確な役割を与えることが重要であり、作業管理体制を逸脱した無責任体制下での作業はあってはならないことです。そのためには、一番近くで現場作業を見ている現場作業指揮者の存在が重要であり、作業内容を把握、対象設備・機器の構造・特性を理解、不測の場合もその影響を理解したうえで、作業者全員の力量と状態を把握していることが要求されます。

元請会社が配置する管理者等の職務不履行の責は、あくまで各企業帰属するものですが、本協議会が、これに対してどう応えていくか、何ができるのかを考える必要があります。会員企業の自主的な取り組みとして、担うべき役割と実施内容について検討することを事業計画の中でも『今年度検討すべき課題』として掲げていますので、積極的かつ前向きな検討にご協力をお願いします。

 

このような事業環境の中、本協議会の活動は‘12年11月の発足以来、今年末には節目となる10年目の活動を迎えます。会員企業各社が、より高品質な技術を提供出来るような教育訓練・研修および相互にマイプラント意識をもったコミュニケーション推進を通し、本協議会の活動を一層充実させるべく共に取り組んで参りましょう。

以上